教育理念
看護部の理念に基づいた看護が実践できるよう、互いに影響し合いながら、自ら育つ力を備えた看護師を育成する。
新人看護職員教育の指針
当院の新人看護職員教育は、『みんなで育つ』、『自ら成長する』という方針のもと、集合研修とOJTを組み合わせて実施する。
集合研修は、段階的に知識・技術・態度を修得できるよう計画し、全てのスタッフが自分の役割を見出し、互いに学び、成長し合うことを目的としている。
教育体制
新人看護師の能力開発を、上司に代わって先輩看護師が一定期間OJTを実施する。
1. 目的
新人看護職員が段階的に職場環境に慣れ、知識と技術を修得する過程において、すべてのスタッフが自分の役割を見出し、互いに学び、成長し合う。
2. 目標
1. 新人看護職員の到達状況に応じた指導を行うことにより、意欲を伸ばす。
2. 新人看護職員のリアリティショックを理解したり、対処しながら、職場環境に適応する。
3. 新人看護職員の指導を通して、新人教育支援初級者をはじめ、それぞれのスタッフが自分の役割を見出し、成長する。
3. 方法
新人看護職員ごとに担当の新人教育支援初級者、新人教育支援中級者を決め、それぞれの役割のもと指導を担当し、その他のメンバーも各自の役割に応じた関わりをする。新人教育支援初級者、新人教育支援中級者が複数の新人看護職員を担当する場合もある。
新人教育支援体制期間中は、定期的に評価会を行う。
新人教育支援体制期間終了後は、全スタッフが「みんなで育つ」「自ら成長する」を意識して、各自の役割に応じた関わりをする。
4. 期間
新規採用者オリエンテーション終了後、12週を基本とする。
新人教育支援体制期間の初期4週間は、新人看護職員と新人教育支援初級者、あるいは新人教育支援中級者は可能な範囲で同じ勤務にする。