仕事場のようす

3A病棟
小児科・小児外科を中心に15歳未満の子どもが入院します。子どもの発達段階に合わせて検査や手術の説明をし、心の準備ができるようにプレパレーションを積極的に行っています。また、自宅で医療的ケアが必要な子どもとご家族に対して、安心して生活できるように退院調整に力を入れています。

3B病棟
産科・婦人科の混合病棟です。地域周産期母子医療センターとしての役割もあり、近隣施設からの母体搬送も受け入れています。また「宿泊型産後ケア」も開設され正常から異常までの経過、女性のライフサイクルを重視した幅広い視点をもって安心して入院生活を過ごせるよう支援しています。

3C病棟
婦人科、消化器・呼吸器内科の女性専用病棟です。その他、小児外科やリプロダクションセンターも有しており、幅広い年代の患者さんに、安心安全な看護を提供しています。患者さんやご家族の要望に沿えるよう、スタッフ一同心温かい看護に努めています。

4A病棟
消化器外科や泌尿器科、乳腺外科の最先端の手術を受ける患者が多く入院します。手術後の患者さんにどのような心身の変化が生じているのか、的確なアセスメントとケアで、一日でも早く社会生活に戻れるように努めています。また、患者さんの生活を考慮した退院指導となるよう心がけています。

4B病棟
整形外科単科の病棟です。身体機能の回復と日常生活への復帰を目標に他職種と連携を図りながら、安全な看護が提供できるように努めています。退院される時には、入院前の不自由な生活から解放されて、自分らしく生きる時間を取り戻せる事を嬉しそうに話される姿を見ると、看護のやりがいや充実を感じます。

4C病棟
救急診療科、整形外科、泌尿器科を主とした外科系の混合病棟です。手術目的や化学療法目的で入院される患者さんが多く、また救命救急センターからの受け入れも多い病棟です。チームで力を合わせ、患者さんやご家族を第一に考えた、心温かい看護を提供しています。

4D病棟
4D病棟は外科系の混合病棟です。手術や化学療法を目的とした患者さんが多く入院しています。周手術期から回復期の他に終末期を迎える患者さんもいます。患者・家族のニーズに応じたケアが提供できるように、多職種とも連携し日々の看護実践を行っています。

5A病棟
血液内科、消化器内科、呼吸器内科の混合病棟です。無菌室を有し、造血幹細胞移植を実施しています。化学療法や輸血療法で長期に渡る治療を必要とする患者さんが多く入院されます。患者さんとご家族の治療や療養への思いを聴き、望んだ治療を患者さんが安心して受けられるよう多職種で連携し支援しています。

5B病棟
循環器内科と心臓血管外科のハートセンター病棟です。急性期・周手術期・慢性期の患者さんが入院されます。循環器疾患は入院中の治療とともに、退院後も継続したセルフケアが必要であるため、他職種と連携し、患者さんそれぞれのニーズや背景に合わせた看護が提供できるように努めています。

5C病棟
消化器、呼吸器、腎・高血圧、糖尿病・内分泌、膠原病・リウマチの内科病棟です。継続的な治療を必要とする患者さんが多く、一人ひとりの患者さんとじっくり向き合い、看護師の処置や対応、生活指導によって、症状の回復につながることが実感できる病棟です。

5D病棟
5D病棟は消化器内科・呼吸器内科・循環器内科・血液内科の内科系混合病棟です。
消化器・呼吸器・血液内科は主に化学療法・放射線治療を受ける患者さんが、循環器内科は心臓カテーテル検査・治療を受ける患者さんが多く入院されています。医師・放射線技師・理学療法士・医療福祉士らと協働して、患者さんが安心して入院生活が送れ、検査や治療が受けられるよう心掛けています。

6A病棟
脳神経外科・耳鼻咽喉科・皮膚科・呼吸器外科・メンタルクリニックの5診療科を有する病棟です。急性期・周手術期~回復期の患者さんへの看護を提供する中で、自宅への退院だけでなくリハビリ・療養型施設への転院など、先を見据えた支援が出来るよう、多職種との連携が活発に行われています。

6B病棟
脳神経内科、眼科の混合病棟です。同フロアに脳卒中ケアユニットがあり、入院時から多職種と連携し、退院後の生活を見据えた看護を提供しています。眼科の手術後は、患者さんの眼・手足となり、患者さんに寄り添い、入院生活が安全に過ごせるように支援しています。

6C病棟
脳神経外科、脳神経内科、眼科、形成外科・再建外科の診療科4科の混合病棟です。手術前後の急性期から、病状が安定し身体機能の維持・改善を目指す慢性期まで幅広い看護を提供しています。医師、理学療法士、MSWなど多職種との連携を図り、患者・家族のニーズの実現に向けチームで頑張っています。

6D病棟
脳神経内科、眼科、皮膚科、耳鼻咽喉科、呼吸器外科の混合病棟です。高齢者が多く、医療的ケアを必要とする在宅移行支援やがん患者・非がん患者の終末期ケアを経験できることが特徴です。この特徴から、私たちは、患者・家族の意向を引き出す丁寧な対話を実践し、患者・家族の意向を叶えることができるように院内外の多職種と協働した在宅移行支援に力を入れています。退院日に、患者・家族が安心して笑顔で帰る姿が私たちの励みになっています。

7C病棟
7C病棟は、全室個室の全診療科対応の病棟です。プライバシーが守られた静かな環境で落ち着いた療養生活が送れるよう環境整備に努めています。また、患者さんに寄り添い、各診療科医師やコメディカルと多職種連携しながら、患者さんのしたいことを支えられるよう頑張っています。

7D病棟
腎臓内科、糖尿病内科、膠原病内科、メンタルクリニック、形成外科が主な診療科で、慢性疾患を持つ患者さんが多く入院します。患者さんやその家族などが、日常生活の中で疾患と折り合いをつけながら、療養生活を過ごせるようにセルフケア支援に力を入れています。

GCU・NICU
<NICU>
地域周産期母子医療センターとして、早産児(在胎22週~)や低出生体重児、疾患をもつ新生児などハイリスク新生児を幅広く受け入れています。集中治療を担うとともに、多職種と連携し、新生児の成長発達を見守り促進するためのケアや、親子の絆を育むための支援に取り組んでいます。
<GCU>
早産や低体重で生まれた赤ちゃん、出生後に何らかの治療を必要とする赤ちゃんの退院支援をしています。赤ちゃんの成長・発達を見守りご家族が自信を持って退院することができるよう看護を提供することを目指しています。

SCU
SCU(脳卒中ケアユニット)は脳梗塞や脳出血を発症された患者さんに対応する脳卒中専門病棟です。急性期の変化を察知できるよう密に観察を行って医師と連携し、早期からリハビリテーションスタッフとともに心身の機能回復に努めています。また入退院支援室と退院後の生活にむけて連携しています。

集中治療室
集中治療室は、生命の危機的状況にある重症患者さんや侵襲の大きい手術後患者さんの受け入れをしています。24時間を通じて、濃密な観察を実施し、異常の早期発見に努めています。QOLが低下することなく早期に急性期を脱することができるよう患者さんに寄りそった看護を実践しています。

救命救急センター
<救命救急センター病棟>
救命救急センター病棟は、緊急性・専門性の高い心筋梗塞等や重症外傷など、幅広い疾患に対応し高度な専門的医療を行っています。不安や苦痛が最小限になるよう努め、患者さんの思いを尊重した治療・看護を大切にしています。常に救急要請に対応できる体制を整え、断らない救命病棟を目指しています。
<救急外来>
一次から三次救急、年間約5000件の救急車を受け入れています。全科の患者さんを対象とし、急性期の症状別看護を実践しています。また、Rapid Carにも同乗し重症患者さんの初療にあたっています。他職種と連携し全世代の患者さん、ご家族に安心して受診していただけるようにしています。

手術室
手術室14部屋を有し、外科的治療(手術)を目的とした患者さんを受け入れています。3次救急を受け入れる急性期病院であり、年間10,000件の手術を行い、緊急手術も含め年々増加しています。不安な思いを持ち手術を受ける患者さんに寄り添い、高度な手術に対応できるよう日々研鑽しています。